バリア機能回復の近道

肌のバリア機能を回復させて、刺激に強く、かつ透明感溢れる肌にするには?

そのスキンケアのために必要な知識、勘違いされている間違いなどについてまとめました。

まず大前提として、肌は今でもバリア機能を回復させようとしているのは間違いないということ。

そしてバリア機能が落ちたままの人は、高確率で肌がバリア機能を回復させようとしているのを邪魔しています

この点を頭に置きつつ見ていってください。

納得するのは難しいかもしれませんが、綺麗な肌の持ち主はみんな当てはまっているのです。

洗顔編~汚れを落すことにこだわるな

バリア機能が落ちる最大の原因は洗顔、クレンジングのやり過ぎです。

バリア機能低下で悩む人は圧倒的に女性です。

これは皮膚が薄くて皮脂分泌量が少ないせいもありますが、さらに洗顔、クレンジングにかける時間が男性の何倍もあるからです。

1.汚れもメイクも100%落とさなくていい

女性は酸化した皮脂やメイクが少しでも残っていると肌がダメージを受けると思っています。

しかし、実際は間違いです。

もし酸化した皮脂やメイクがわずかでも残っていて、それが肌にとって大きなダメージとなりうるなら、それは日中の間老化しっぱなしということにならないでしょうか?

洗顔は主に夜。そして朝に行われます。

では日中はというと、12時間以上洗顔しないのでは?

それなのに、夜寝る前の洗顔はガッツリ。翌朝まで6時間などの時間のために、わずかでも汚れ、メイクを残してはダメ!と洗ってしまいます。

しかしそれが正しいのなら、日中の昼間あたりに一回洗顔をして皮脂汚れとメイクを落とさないと話が合わないのでは?

それに大半の人がそんなことをせずとも、ちゃんとしたバリア機能を保てています。

つまり、酸化した皮脂汚れとメイクは、目に見えて残っていてもいない限り問題ないということ。そもそも最近の洗顔料は優秀なので、顔に馴染ませるだけで十分綺麗になります。

それ以上の洗顔は角質を薄くして、細胞間脂質を減らしてバリア機能を落すだけです。

2.洗顔は洗顔料の力を信じる!任せる!

さっきの続きで、今の洗顔料の汚れ除去力はかなりのものです。

敏感肌向けのマイルドなものであっても十分です。

つまり、洗顔料を顔に馴染ませればそれで十分汚れは浮き上がり取り去ることができます。しっかり洗うというのはただの自己満足で、バリア機能を低くするだけです。

特に注意したいのは泡洗顔。

泡洗顔は角質をこすらないから肌を痛めない。つまりバリア機能に悪影響がない、というのが定説。

でも、泡洗顔になると確実に洗顔時間が伸びます。丁寧にゆっくり洗ってしまうから。

その結果、汚れが落ちているのにさらに過剰に洗顔料が肌に付着。バリア機能を作る角質層とセラミドなど細胞間脂質がどんどん流出します。

だから洗顔時間は今よりもっと短くて大丈夫なのです。

3.朝の洗顔は状況に合わせて柔軟に

洗顔はこれ以上はダメ!というラインを超えると一気にバリア機能を壊します。

朝は夜より皮脂の量もホコリで起きるドロドロ具合もかなり軽く、夜と同じ感覚で洗顔するとまずバリア機能は回復しません。

一部美容研究家や洗顔料メーカーは朝洗顔しないのは間違い!と言いますが、美肌の持ち主の女性は朝ぬるま湯洗顔だけという人は結構多いです。

男性の朝でもぬるま湯洗顔で十分なくらいなので、皮脂量が少ない女性は朝洗顔は逆効果なことが多いです。

ただお化粧をしっかりする人で皮脂量が多い人は、ぬるま湯洗顔だと一晩で毛穴に皮脂詰まりができ、そこにしっかりメイクが乗るとニキビや肌荒れを起こしやすいこともあります。

メイクを軽めにすれば済む話なのですが、そのような人は極力洗浄力の低い、かつ毛穴に入り込むような洗顔料を軽く軽く使うのもありでしょう。

具体的に言うと泡立たない馴染ませるタイプの洗顔料です。

スキンケア編~最低限の保湿だけ続ける

バリア機能が落ちるのは過剰なスキンケアという例も目立ちます。

なので何もしないノンケアも一つの方法。

ただ、最低限の保湿はしたほうがいいです。

バリア機能が落ちると肌は通常より遥かに乾燥しやすくなります。

そして肌が乾燥して肌水分量が低下すると、ターンオーバーはうまく進まなくなります。

つまり十分な厚みとキメが詰まった角質層が育たず、さらにセラミドなど細胞間脂質も増えないことになります。

ノンケアだと完全に自前の弱ったバリア機能だけで肌を守ることになります。しかしそれだと刺激に弱すぎて炎症、肌荒れを起こしやすくなります。

最低限の保湿ケアなら角質を薄くすることはありません。これはやっておいたほうがバリア機能回復への近道です。

1.化粧水はなくてもO.K.

化粧水は必須と思っている人が多いですが、肌水分量は与えるのではなくて体から染み出すものです。

バリア機能が低いとセラミド量が少ないため、それが保持できないのが問題。なので無理に化粧水を使う必要はありません。

下手すると肌に余計な刺激を与えるだけになります。

2.貯水成分がしっかりと留まる化粧品で保湿

保湿は主に肌水分が蒸発するのを防ぐためです。肌水分量が安定しないとターンオーバーがうまくいかず、バリア機能が回復しないからです。

しかし世の中の保湿化粧品の大半は「潤っている」感じを演出するものが多く、肌にとって必要な機能が提供されていないものが目立ちます。

そのため、皮膚科で処方されるヘパリン類似物質がスゴイ!効く!という話になるのです。あれは医薬品であり、ちゃんと肌に浸透して水分を抱えてとどまるから効果が出るのです。

市販のスキンケア化粧品ならセラミド系がベストです。

ヘパリン類似物質の元となるヘパリンより、さらにバリア機能に密接的な関係があり、なおかつ浸透しやすく留まりやすいのがメリット。皮膚科クリニックで処方外で出される化粧水にも入っているものがあります。

セラミド系以外なら、角質層にとどまりづらいので、それなりの浸透技術、維持技術が使われているものがベスト。

水分を保持するヒアルロン酸をただ肌に付けてもあまり維持されないため、この点の工夫がされているものを選びましょう。

3.絶対に塗りこまない!伸ばしてハイ!終了

バリア機能を回復したい、それ以外でも、肌をもっと綺麗にしたい!という思いが強いと無意識に肌に化粧品を刷り込んでしまいます。

バリア機能が弱くなってしまった人のスキンケアは、とにかく肌に触りすぎ。もっと塗りこむことで美容効果がアップしそうと感じているのでしょうが、それは全く意味がありません。

角質層にセラミドなどの貯水成分が浸透するか、肌表面にヒアルロン酸のような皮膜が作られれば十分。

浸透させるにしても、刷り込んで浸透する量がほとんど増えることはありません。

仮に増えたとしても、そうやって無理に浸透させた分はすぐに肌から出ていきます。

ナノ化されていたり、リポソーム技術などの特殊な浸透技術があれば、肌に乗せるだけで入っていきます。それで入っていかないのであれば、それまで。そこからいくら塗りこんでも意味はなく、角質が傷んでバリア機能が壊れるだけです。

バリア機能回復のために適した洗顔料

泡立たない、馴染ませて流すだけの洗顔料です。

10秒くらい馴染ませて流すだけでも十分すっきり、酸化した皮脂も毛穴よごれも十分落ちます。

泡じゃないから角質をこすってしまうと敬遠する人がいますが、ちょっと濡らして滑りを良くすればスルスル馴染んでいきます。本当に馴染ませるだけでいいので、洗浄成分によりバリア機能がほとんど影響を受けません。

朝どうしてもすっきりしない人は使用する量を減らして使うと快適そのもの。抗炎症成分も入っているので、常に炎症が起きているバリア機能不足の肌に最適です。

POINT!
ビーグレン製品の中でかなりリピート率が高い製品です。泡立たない、超時短洗顔に戸惑う人もいますがこれは慣れ。バリア機能回復にはちょうどいいです。

敏感肌専門ブランドディセンシアの洗顔石鹸。

一見変哲もなく、特に何か派手な謳い文句もありませんが、使ってみるとなるほど敏感肌専門ブランドだというのが分かります。

非常に腰のある泡が立ち、角質をこする不安が全くありません。

そして泡洗顔のマイナス面である洗いすぎるという不安もありません。ブランドコンセプトがまさしくバリア機能回復なので、セラミドなどの重要バリア成分にほとんど影響を与えません。

その割に毛穴よごれもしっかりと取ってくれてかなり優秀。バリア機能回復のための固形石鹸ならこれと言えるものです。

POINT!
クレンジングも一緒に使うと効果的。やはりバリア機能への悪影響がかなり抑えられています。

バリア機能を守る、助ける基礎化粧品

保湿ケアは化粧水とクリームの2点のみ。

化粧水はかなりとろみがあるタイプで、肌につけると水に変化してサラーっと伸びていき、角質をこすらずに満遍なくケアできます。

成分はヒト型ナノセラミド主体。さらにNMFアミノ酸も潤沢に配合し、化粧水というより美容液のような感覚。

その後につけるクリームもセラミド主体。さらに特許技術の人工バリア機能を採用。これにより今弱っているバリア機能をカバー。ホコリや花粉などによる肌老化をストップ。ピリピリ感をなくしつつ、セラミドの潤いを最大限に活かします。この機能は実はワセリン以上。

POINT!
バリア機能に不可欠なセラミドとNMFを高濃度でしっかりケアでき、さらに今すぐバリア機能をワセリンのようなベタつき無しで高められるのはこのブランドだけ。

つつむがバリア機能維持のために特化しているのに対して、こちらはエイジングケア機能を重視しています。

ただベースはセラミド重視でバリア機能回復のための内容で変わりません。

違いはテクスチャーが若干軽めになっているのと、コラーゲン生成サポート、糖化ケアという2大エイジングケアも可能だということ。

それがバリア機能が壊れた敏感肌でもできるということでかなり人気になっています。敏感肌だけど守るだけじゃ納得出来ない、年齢肌にストップをかけたいという人に合いますね。

POINT!
つつむより保水力が目立って落ちるわけではありません。クリームには特許技術のバリア機能がありますので、クリームだけアヤナス、その他をつつむという組み合わせもありですね。

医療用でも用いられるリポソーム技術という非常に優秀な浸透技術を売りにしたブランドです。

他の化粧品ブランドと違い、考え方は医薬品に近いため、中身が本格派で誤魔化しが一切ありません。

いわゆる華やかさや気分を高めるようなものではなく、肌悩みにとって必要な物だけを配合し、いらない、演出だけのものは省いてあります。

そのため所見で買う人は少なく、あれこれ試したけどダメだった人がたどり着きそのままリピートしていきます。

女性の場合、このようなしっかりしたブランドに触手が伸びにくいかもしれませんが、バリア機能を何とかしたい人には外せないブランドです。

とにかく肌表面ではなく角質層内側から働きかけ、しっかりと貯水を維持します。バリア機能回復のサポートにはうってつけの技術重視コスメです。

POINT!
広告にほとんどお金をかけていないブランドなので知名度は低いですが、リピート率はかなり高いです。高価なようで意外にそうでもなく、年に数回のセールでまとめ買いする人が非常に多い稀なブランドです。